執筆者:三菱UFJアセットマネジメント
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身に着けるアクセサリーとして、あるいは電子部品などの一部として、「使う」ことが多い金(=ゴールド)は、投資することが可能な「資産」でもあります。金はそれ自体に価値がある実物資産であり、その価値がなくなる可能性は低いという強みがあります。ここでは金に投資をする魅力、そして金に投資をする方法の1つとして、NISAの成長投資枠でも投資可能な「三菱UFJ 純金ファンド〈愛称:ファインゴールド〉」をご紹介します。
【金投資のポイント】
① 多種多様な「金」の需要
② リスク回避局面に強い「金」
③ インフレへの備えとしての「金」
④ 「金」を併せ持つ効果
■多種多様な「金」の需要
金の確認埋蔵量は、競技用の50メートルプールに換算すると約1杯分とされ供給が限られています。一方、金の需要は様々であり、投資需要のみならず、宝飾需要や工業用需要、さらに中央銀行等が外貨準備の代替として金を保有する公的需要も存在します。

・表示桁未満の数値がある場合、四捨五入しています。

(出所)World Gold Councilのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
足下、新興国においては、金の保有量が増加、外貨準備に占める金の割合も増加しており、官民の金の需要が増していると考えられます。新興国をはじめとした各国の多様な金の需要の高まりが、中長期にわたって金価格を下支えする要因になることが期待されます。

(出所)World Gold Councilのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
・上記はIMF(国際通貨基金)の定義による新興国の中で、2024年の金保有量上位5ヵ国を掲載しています。
■リスク回避局面に強い「金」
金は「有事の金」とも言われ、金融市場の先行き不透明感が増す局面では、資金の逃避先として選好される傾向にありました。

(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
・金価格:スポット価格、世界株式:世界株式:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
■インフレへの備えとしての「金」
インフレによって通貨の価値が下落する局面では、「実物資産」として認められている金の価値が相対的に高まり、インフレに対するリスクヘッジのために買われる(逆に、インフレが落ち着いた際には売られる)傾向があります。過去、米国のインフレ率が3%以上の局面における騰落率の平均は、世界株式がマイナスとなった一方で金価格はプラスとなりました。


(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
・インフレ率:米国消費者物価指数(CPI総合、前年比)、金価格:スポット価格、世界株式:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)
・「インフレ水準別の金価格と世界株式の騰落率」のデータは、金・世界株式の月次騰落率をそれぞれ年率換算し、インフレ率3%以上(未満)の環境下(月次)に分け、単純平均したものです。計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
■「金」を併せ持つ効果
一般的に、金は株式・債券等の値動きとの相関が低いため、分散投資効果が期待されます。相関の低い国内株式・先進国株式と金を併せ持った場合、各資産のみを保有する場合と比較してリスク対比のリターンの向上が期待されます。


(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
・国内株式:東証株価指数(TOPIX)、先進国株式:MSCI コクサイインデックス、新興国株式:MSCI エマージングマーケットインデックス、先進国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本)、新興国債券:JPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド、金:スポット価格、
・株式は配当込み、国内株式以外は米ドルベースを使用し、三菱UFJアセットマネジメントが円換算しています。
・上記は、各資産の月次騰落率の相関係数です。計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
たとえば、世界株式80%と金20%を、直近の20年間併せ持ちしたシミュレーションでは、世界株式単体で保有する場合に比べ、リスクが低くリターンが高くなりました。

(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
・世界株式:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス、金:スポット価格
・世界株式は配当込み、世界株式・金は米ドルベースを使用し、三菱UFJアセットマネジメントが円換算しています。
・リスクとは、リターン(収益)のブレ(変動)の大きさのことです。リスクは月次騰落率の標準偏差を年率換算したものです。リターンは月次騰落率の平均を年率換算したものです。
・計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。
上記はシミュレーションであり、実際の運用とは異なります。したがって、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。
■「金」に投資する方法
金に投資する代表的な方法として、金の現物を購入する方法と、投資信託を購入する方法等があります。現物には手元に置いてその価値を実感できる楽しみがありますが、管理や保管の手間がかかります。一方、投資信託は保管の手間がかからず、また、投資信託口座において、他の資産と包括的に管理できることが特徴です。
三菱UFJ 純金ファンド〈愛称:ファインゴールド〉(以下、当ファンド)は、金の現物を裏付け資産としている純金上場信託(現物国内保管型)(愛称:「金の果実」)への投資を通じ、わが国の取引所における金価格の値動きをとらえることをめざすファンドです。
(市況動向および資金動向等により、上記のような運用が行えない場合があります。)
以下は、金の現物に投資をする場合と、当ファンドを通じて金に投資する場合を比較したものです。当ファンドの場合も、投資信託を保有するにあたって必要なコストはかかりますが、保管の手間や紛失リスクといった現物投資ならではの煩雑な部分を回避しながら金に投資することができます。

(出所)各種資料を基に三菱UFJアセットマネジメント作成
・上記は金現物投資と投資信託での保有の違いの一例を示したものであり、すべてを網羅しているものではありません。
・当ファンドの購入・保有・換金コストについては、後述の「ファンドのリスクと費用」をご確認ください。
また、当ファンドはNISAの成長投資枠で購入することができるため、枠の範囲内であれば運用益が非課税で確定申告をせずに「金」に投資することができます。成長投資枠の使い方に悩んでいる方、株式以外の投資にもご興味がある方、当ファンドを通じた「金」投資を資産運用の手段のひとつとしてご検討いただけますと幸いです。
■ファンドのリスクと費用
投資信託にはリスク(投資元本を割り込むおそれ)があり、購入にあたっては手数料等その他の費用がかかります。詳細につきましては、以下のリンク先をご確認ください。
■当ページで使用した指数について
当ページ中の指数等の知的所有権、その他一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。また、発行者および許諾者が指数等の正確性、完全性を保証するものではありません。各指数等に関する免責事項等については、委託会社のホームページ(https://www.am.mufg.jp/other/disclaimer.html)をあわせてご確認ください。
三菱UFJアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号
一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員